【体験談】シングルファザーやってみた”辛い&役立った”コト9選

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こんにちは、双子入りの3姉妹を育てているとりつぃんです!

今日は僕がシングルファザーをやっていたときの話をしたいと思います。

シングルファザーといっても嫁ちゃんが入院していた3ヶ月弱の期間限定です。
セミシングルファザーとでも言いましょうか。笑

セミシングル<br>パパさん
セミシングル
パパさん

奥さんが入院しちゃったから、退院まで仕事しながら
一人で家事育児もするのか…
できるかな…

ガチシングル<br>パパさん
ガチシングル
パパさん

奥さんと別れたからこれからシングルファザーか…
うまくやっていけるかな?

とりつぃん
とりつぃん

シングルファザーになったばかりの人は不安でいっぱいですよね。

僕もそうでした。

3ヶ月という短い期間ですが、

3歳イヤイヤMAX長女ちゃんと二人で過ごした僕の経験をお話しします。

少しでも不安を和らげてもらえれば嬉しいです^ ^

シングルファザーをやってみた経験を一言でまとめると…
「ワンオペ育児ホンマ大変!世のひとり親の皆様、マジで尊敬します‼︎」
こんな感じですね。笑

この記事はこんな方にオススメ
  • 幼児のシングルファザーってどんな感じなのか興味ある方
  • 幼児のシングルファザー(ひとり親)になったばかりで何をすれば良いか困っている方
  • 既に幼児のひとり親で頑張っていて、他の幼児のひとり親がどうやってるか参考にしてみたい方
この記事を読めばこんなことがわかります
  • シングルファザーを体験した自分がどんな感じで生活していたのか?
  • シングルファザー生活で困ったことをどのように解決していったのか?
  • また、既に幼児を育てているひとり親の方には共感してもらえる内容と思います。

是非最後まで読んで頂けると嬉しいです。

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シングルファザーをやってみて”辛かった&役立った”コト

この記事は以下の順番でお話ししていきます。

  • まず最初にシングルファザーになった経緯
  • 幼児を育てているシングルファザーにとって辛かったコトを3つ紹介
  • 幼児を育てているシングルファザーにとって役立ったコトを6つ紹介
  • 幼児を育てているシングルファザーの一日のスケジュール例

それでは順番に説明していきます。

シングルファザーになった経緯

僕は今、子供が3人います。
長女がこの記事を書いている時点で3歳、次女三女が最近産まれたばかりの双子です。

嫁ちゃんが双子を妊娠中に、管理入院してしまい、その間だけ(セミ)シングルファザーをやることになったという訳です。

双子妊娠中の生活がどんなものだったかについては、こちらの記事で詳しく書いていますので、興味があれば覗いてみて下さい。

シングルファザーをやってみて辛かったコト

シングルファザーをやってみて辛かったコトは次の3つです。

  1. 家の中のどこに何があるかわからない
  2. ワンオペ育児では仕事できる時間が限られる
  3. 子供(イヤイヤ期の幼児)とずっと一緒に過ごすのはストレスがヤヴァイ

それぞれ説明していきますね。

家の中のどこに何があるかわからない

僕は自分のことをよくできたイクメンと思ってました。

家事もしっかりしますし、子供と遊ぶのはもちろん、ミルクもオムツ替えもお風呂も、育児関連の雑務は一通り何でも一人でできたからです。

ただ家の管理関係と子供の教育関係(幼稚園の準備とか親子教室への参加とか)は全て嫁ちゃんに任せていました。

そして嫁ちゃんの急な入院によって、そのツケが全て一気に回ってきたという訳です。

自分をイクメンと思って調子に乗っててすみませんでした…という感じですね。笑

まずどこに何があるかがわからない…!

  • 月イチの親子教室の準備がわからない
  • 週イチのプレ幼稚園(みたいなところ)の準備がわからない
  • 子供関連のモノや書類がどこにあるかわからない
  • 通帳や印鑑がどこにあるかわからない(マジです)
  • 郵便物を適切に振り分けてどこに保管しておくかわからない

こんな感じです。

シングルファザー生活の最初の方は嫁ちゃんに5W1HであるゆることをLINEで聞きまくってました。

そして、少しずつ家の中のどこに何があるかを把握し、親子教室やプレ幼稚園に長女ちゃんを連れていき、(行く先々で色々な方に心配して頂きました笑)、シングルファザー生活の日常の雑務に段々と慣れていったという感じです。

この記事を読んでくれている方へ
家のこと、子供のこと、奥さんに任せっぱなしになってませんか?
ある日急に奥さんが入院したら困るのは自分です。
その時のことも何か少し対策を考えておいた方が良いかもです。

ワンオペ育児だと仕事できる時間が限られる

嫁ちゃんが入院している以上、
仕事をする為には、3歳の長女ちゃんを誰かに面倒見てもらわないといけません。

詳しくは後述しますが、僕は保育園での一時保育を選択しました。

この一時保育の時間は9:00~17:00
うちの会社の就業時間よりも時間が短いです(゚Д゚;)

つまり送り迎えの時間も含めると毎日同僚より1時間遅く仕事開始して、1時間早く仕事を終える
ということになります(´Д`)

3×歳の僕は会社では働き盛りの中堅社員
必然的に業務量も多く、普段から残業しまくってた僕にとってはこれは結構な問題でした。

では、どうしたかと言うと、“とにかく同僚や後輩に仕事を振りまくる”!!笑

「またっすか…」という後輩からの視線も無視して振りまくりました。

ただ、やはりそれでも時間が足りなく、中途半端な状態で丸投げしてしまうということも少なくありませんでした。

僕としては心苦しい日々が続いたのですが、優秀な後輩や同僚や上司達のサポートのおかげで何とか一度も穴が開かない状態で仕事を終わらせることができました。

うまくいった要因としては、日頃から会社で良好な人間関係を築けていたことが大きかったと思います。
みんな文句を言いながらも手伝ってくれましたので。笑

この記事を読んでくれている方へ
もし、仕事と育児をワンオペ作業しなくてはならなくなったとき、会社の仲間はあなたを助けてくれますか?
シングルファザーには周囲の協力が必要不可欠です!

子供(イヤイヤ期の幼児)とずっと一緒に過ごすのはストレスがヤヴァイ

この点が、シングルファザー生活で最も辛い部分だったかもしれません。

子供ってもちろん可愛いですよね。

けど、一日中子供と一緒に過ごすのは、ストレスがヤヴァイんです。

もう一度言いますが、一日中子供と一緒に過ごすのは、ストレスがヤヴァイです。

大事な事なので、2回言いました。

僕のシングルファザー生活の期間は、
“嫁ちゃんの入院期間=3ヵ月弱”
なのですが、その間長女ちゃんは2歳11ヶ月〜3歳1ヶ月でした。

イヤイヤ期真っ最中で、いわゆる魔の2歳児、悪魔の3歳児と呼ばれる期間です。

そんな長女ちゃんが、

  • お母さんがいきなり入院して会えない
  • 僕が仕事する為に、行ったことのない保育園にいきなり通わされる
    (ちなみにうちの長女ちゃんの性格は結構な人見知り)

こういう状態にさらされた訳です。

彼女もかなりのストレスを感じたのでしょう。

イヤイヤがパワーアップしました( ;∀;)

幼児期の育児に対する愚痴

ここで、シングルファザーやってた時に感じてた育児に対する愚痴を書き出してみました。

とりつぃん
とりつぃん

他人の愚痴なんて聞きたないわ
って方は読まないで下さい。笑

さて、嫁ちゃんの入院でストレスを感じた長女ちゃんのイヤイヤがパワーアップしたのですが、
日によっては、もうホントにどうしようもないやん…ってぐらいでした。

何言っても…!何聞いても…!どれだけ僕が我慢しても…!
イヤイヤ泣き叫ぶ長女ちゃん…

ここで少し話は変わりますが、虐待のニュースってよくありますよね。

長女ちゃんがイヤイヤ言ってない時期の僕は
「またかよ」「何でそんなことできるんやろ」「子供可哀想…」
っていう感想を抱いてたんですけど、

このシングルファザー期の、長女ちゃんがイヤイヤMAXな時期の僕は、正直虐待しちゃう人の気持ちも少しわかってしまいました。
(だからと言って、虐待を肯定する訳ではもちろんないですが)

ここで軽く自己紹介したいのですが、僕は温厚で辛抱強いタイプの人間です。
知り合いから「とりつぃんが怒ってるとこ見たことない」と言われることもしばしば。
そんな僕がこの時期は毎日のように声を荒げてしまっていました。

「恐怖と暴力で支配してやろうか…」とか、昭和感全開な考えも一瞬頭をよぎったり(^^;

とりつぃん
とりつぃん

あーこれ、キレやすいタイプの人やったら確実に手出てまうな…
まぁ自分もギリギリやけど…

とりつぃん
とりつぃん

虐待のニュースって、
“親がどうしようもないだけ”っていうケースももちろんあるやろう
けど、こういう背景がある場合は果たして親が100%悪いのかな?

とりつぃん
とりつぃん

どこの家もこれぐらい子供に反抗されてんの?

それともうちの子が特別厄介な子なの?

こんなことを毎日思ってました。
うん、病んでましたね。笑

育児の悩みを相談できる嫁ちゃんがいなくなり、自分一人だけで悩んでいるとどうしても考えに閉塞感が出てしまいます。

  • パートナーがいれば育児のストレスを「話す」ことで発散できますよね?
    けどそれが出来ない。
  • パートナーが子供に対してイライラしてるのを見れば、
    逆に自分はそれを見て冷静になって、子供に優しくできますよね?
    けどそれが出来ない。

まぁとにかくこの時期はネガティブな考えで頭の中がいっぱいになってしまってましたね。
まぁ徐々に改善されてくるんですけど…

じゃあ自分はこの状況をどうやって乗り切ったのか?それは後述しますね。

僕と同じような愚痴を持っている方へ

こんなことばっかり書いてると、僕は長女ちゃんに対して愛情を持っていない冷たい父親みたいに思う方もいるかもしれませんが、

僕は長女ちゃんLOVEです
誤解のないようにお願いしますね。笑

逆に言えば、子供に怒りを感じるのは子供を愛している証だと思ってます。

最初から 子供に無関心 or 何も期待していない という状態だったら怒りも何も感じないですよね?

もしこの記事を読んでいる方で当時の僕と同じように、
自分の子供に対してネガティブな感情を持ってしまって、それで自分を責めてしまうという方がいらっしゃいましたら、
どうかまずは、アナタだけじゃないということに気付いて欲しいです。安心して下さい。

一旦、落ち着いてから自分の根幹にあるはずの「子供への愛情」を思い出してみて下さいね。

シングルファザー生活で役に立ったコト

シングルファザー生活で役に立ったコト(行動・制度・サービス)は次の6つです。

  1. 保育園は神
  2. 保育料の無償化制度
  3. 宅食サービス
  4. イヤイヤには俯瞰で対応する
  5. 叱るときは理由付きの一次感情で叱る
  6. 家事の見える化

それぞれ説明していきますね。

保育園は神

シングルファザーになって、初期に僕を悩ませた問題が「保育園どうしよう…」です。

保育園の抽選おちて「日本氏ね」っていうブログ(かツイッターか忘れましたが)が、一昔前に話題になりましたよね。

保育園と言えばあのイメージがあったので

とりつぃん
とりつぃん

いきなり「子供預かって」とか言っても無理なんちゃうん…

って思ってたんですね。

けど、僕は一つ大きな勘違いをしていて、当時の僕に必要だったのは「通常の保育」じゃなくて「一時保育」だったんですね。

嫁ちゃんの入院期間が当時はどれぐらいかわかりませんでしたが、どんなに長くてもせいぜい3~4か月だったので、その期間だけ一時的に預かってもらえば良かったんです。

一時保育だと、抽選もくそもありませんからね。
そこを理解して自分を落ち着かせ近所の保育園に電話します。確かこんな感じでした。

とりつぃん
とりつぃん

すみません、一時保育をお願いしたいんですけど

保育士さん
保育士さん

一時保育ですか。予定が空いている日であれば可能ですが…

一度面接に来られますか?

とりつぃん
とりつぃん

わかりました。実は妻が入院してしまいまして…

その間も仕事を続ける必要がありまして…

保育士さん
保育士さん

え…!そんな!奥様が入院?!

わかりました、そのような事情があるならなるべく優先させて頂きます

という感じのやり取りでした。
「妻が入院」のキーワードであっという間に、こちらに協力的になってくれました。

その後は長女ちゃんと一緒に面接に行き、具体的な一時保育の内容や必要事項などを説明してもらい、保育園はホントにあっさりと決まりました。

面接中でもめちゃくちゃ心配して頂き、労ってもらい、少し気が楽になったのを覚えています。

ただ、面接中もずっと長女ちゃんはギャン泣きしてましたが。笑

保育園で大変だったのは、「いかに長女ちゃんを説得して連れていくか」という一点のみで、
一旦預けてしまえば、保育園側ももちろんプロですから長女ちゃんをあやすことも上手でした。

最初の頃は、「保育士さんに羽交い締めにされ、泣き叫ぶ長女ちゃんを置いて保育園を離れる」という、親にとっては少し辛い場面も多かったですが。

少し時間がかかりましたが、最終的には長女ちゃんも保育園が大好きになりました。
そして、やはり集団生活という経験が長女ちゃんにとっては、
とても重要な経験だったようで、

  • 語彙が増え、意思疎通がかなりできるようになった
  • 家で構ってあげなくても一人遊びを上手にしてくれるようになった
  • イヤイヤが少しマシになった
  • 人見知りがかなり改善され、初めて会う人にも自分からアプローチできるようになった
  • 手洗い、歯磨きなどの生活習慣を嫌がらなくなった
  • 一人でトイレでおしっこできるようになった

などなど、保育園に通わせることは本当に大変でしたが、通わせたことによって長女ちゃんがめちゃくちゃ成長してくれました。

実際に嫁ちゃんが退院して、長女ちゃんと再開した時に、その成長ぶりを驚いていました。

しかも、保育士さん方は毎回毎回僕や入院中の嫁ちゃんのことを心配してくれ、それによってすごく救われました。

とりつぃん
とりつぃん

惚れてまうやろー!!

マジ、神です。笑

保育料の無償化制度

3~5歳児の保育料って、無料なんですよ。

これは利用しない手はないですよね。

ただし、これは

  • 幼稚園の預かり保育だと〇〇な条件
  • 保育園だと〇〇な条件
  • 認定こども園だと〇〇な条件

という感じで、条件や金額(〇万円まで無料)が結構ややこしいです。

うまくまとめてくれているサイトがいくらでもあると思いますので、
利用したい方は調べてみて下さい。

一方、僕の場合は、長女ちゃんが当時2歳だったので、無料にならないのが普通なんですけど、
なんと、僕の住んでいる地域の自治体では2歳児から無料にすることができました!

これは本当に地域によって制度が違うと思いますので、
「あ、うちの子まだ2歳だから無理だ…」と諦めずに市役所等に問い合わせてみる価値はあると思います。

手続きもそこまで難しくなく、僕の場合は、

  • 自分で書く申請書
  • 会社に書いてもらう就業証明
  • 病院に書いてもらう入院証明

これら3点を市役所に提出するだけで、認可が下りました。

あれだけ色々やってくれて、助けてもらった保育園がほぼ無料!
(給食費とか保育料以外はかかりますが)

これはまさに神制度ですね。

宅食サービス

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これにどれだけ助けられたか…!

家事は毎日やるものですよね。

人によって得意不得意はあるでしょうが、毎日の夕食の準備に頭を悩ませる人は多いのではないかと思います。

しかし、宅食サービスを使えば夕食準備にかける時間をまるまる他のことに使うことができます。

重要なのは「サボれて楽ちん」ということではありません。

繰り返しになりますが、「空いた時間を有効活用できる」という点です。

「一日24時間」は増えませんが、「自由に使える時間」を増やすことはできます。

空いた時間で何をするかは個人の自由です。

僕の場合は、この空いた時間を使って、家の片付けをやったり、
長女ちゃんと遊んだりしていました。

「遊んでたんかい」というツッコミも聞こえてきそうですが、遊び呆けるという意味ではありません。

大切なことは、長女ちゃんのストレスを発散することができたということです。

長女ちゃんからすれば、お母さんが入院して会えなくなったり、急に保育園に行かされたり…
3歳の長女ちゃんにとっては、かなりのストレスを感じていたはずです。

このストレスが長女ちゃんの成長に悪い影響を与えるのは嫌ですよね。
しかし、僕も大変だったので、べったり構ってあげることも出来ないですし。

そこで宅食サービスの登場です。

宅食サービスによって浮いた時間で、長女ちゃんと遊んでストレス解消させてあげられたことで、長女ちゃんの健全な成長を妨げずに済んだと思っています。

また、「コンビニとかスーパーで毎日買ったらいいやん」という意見もあると思います。

宅食サービスがコンビニなどに弁当買いに行くよりも有利な点は下記です。

  • コンビニに弁当を買いに行く手間(15分程度の時間)を節約できる
  • 食べ終わった弁当箱は業者が回収してくれるので、ゴミの量が減る
  • コンビニでの誘惑による余計な出費(お酒やお菓子など)を節約できる
  • 栄養が偏りにくい

メリットだらけです。

デメリットがあるとすれば、その日の夕食を自分の気分で選ぶことができないということぐらいでしょうか。

どの宅食サービスを使えば良いかわからないという方はこちらの記事に詳しくまとめていますので、
気になる方は覗いてみて下さい。

イヤイヤには俯瞰で対応する

子供がイヤイヤ言ってるときって、ホントにうんざりしますよね。

めちゃくちゃストレス溜まると思います。

そういう時に有効な思考法なのですが、
「子供のイヤイヤに対応してる自分を俯瞰(ふかん)で見てみる」っていうやり方です。

「俯瞰で見る」っていうのは、飛んでる鳥からの目線で見るって意味です。
「客観的に見る」とほぼ同義語ですね。
自分が幽体離脱してるように想像してみて、子供のイヤイヤに対応してる自分をもう一人の自分が見てるっていう感じです。

っというのも、子供のイヤイヤって、主観的に見ればすごくストレス溜まるんですけど、客観的に見ると、なんか笑えてくるんですよ。

「うわ~、今日も意味不明なことめちゃくちゃ言っとるわ~。それの相手するん大変やな~」みたいな感じで。笑

子供のイヤイヤって論理的じゃなさ過ぎて、なんか「漫才のボケ」みたいに聞こえてくるんですよね。

子供のイヤイヤは真剣に聞いてあげながらも、どこかで少し肩の力を抜いて
その「ボケ」に心の中で「さっきと言ってること変わっとるやないか-い」みたいな感じでツッコミいれて楽しむ。みたいな。笑

笑えてくると、そこからはもうストレス感じにくくなります。

繰り返しになりますが、子供のイヤイヤに対処するのってすごくストレス溜まりますよね。
「真面目に」「真剣に」聞き過ぎた結果、
親が常にストレスフルでピリピリイライラしてる状態になったら、本末転倒です。

特に小さな子供は親が感じているストレスに敏感ですから、確実に子供に悪い影響を与えます。

イヤイヤに疲れている時こそ、少し肩の力を抜いて、
イヤイヤに対応する自分を俯瞰で見てストレスを受け流しましょう。

親がノーストレスで常にニコニコしていれば、子供もそれを感じ取り、
イヤイヤもマシになるという良いループになると思います。

叱るときは理由付きの一次感情で叱る

書籍「アンガーマネジメント」とか、教育関連のwebの記事とか色んなメディアで紹介されてるので、知ってる方も多いかもしれません。

イヤイヤ期の子供に限ったことではないですが、
叱るときは「理由付きの一次感情で叱る」のが重要です。

“怒り”は二次感情と言われています。
怒ることには(淋しいとか危ないとか怖いとか)何か理由があり、

その理由が一次感情と呼ばれるものです。

例えば子供と散歩してて、子供が急に道路に飛び出したとしますよね?

このとき、「何してんの!アカンやん!」って叱るだけでは子供は何故叱られてるのかわからないですよね?

  • (一次感情)自分の子供に怪我して欲しくない
  • (二次感情)だから、道路に飛び出すのはダメ(と叱る)

っていう順番で説明してあげないと、子供は理解できないですよね。

これを僕が実際に困っているシチュエーションであてはめていきました。

例えば子供に「もうお風呂の時間やからお風呂入るよ~」という状況で、子供が遊びに夢中でなかなか言うことを聞かないとしますよね?

(叱り方A):「いつまで遊んでんの!ちゃんとお父さんの言うこと聞きなさい!早くお風呂行くよ!」

(叱り方B):「無視されたら、お父さん悲しいな~。早く寝ないと明日しんどいよ。〇〇ちゃんがしんどいのは、お父さんも嫌やねん。やから早くお風呂入ろ。」

最初はAのような感じで言ってました。けどそれだと、長女ちゃんは全く言うことを聞きません。むしろイヤイヤが加速します。笑

そこで、Bのような言い方をしてみたんですね。

  • 「お父さんの言うこと聞きなさい」ではなく、「無視されると悲しい」という一次感情
  • 「早くお風呂行くよ」ではなく、「あなたがしんどいのは私も辛い」という一次感情

これらを伝えてみました。

すると、子供の態度が激変して、一気に言うことを聞いてくれるようになりました!

嘘です。笑

激変はしませんでした。笑

激変はしませんでしたけど、こっちの言う事に「耳を傾けてくれてるかな?」っていう感じの反応になったんですね。

一気に変わった訳ではありませんが、そこから長女ちゃんは何となく説得に応じるモードになっていって、最終的にはこちらの言う事を聞いてくれました。

次の日…
変わらずイヤイヤ言ってますが、
昨日と同じくBの言い方をすると、昨日よりもう少し早くこちらの言う事を聞いてくれる。

こんな感じで、この言い方をずっと続けていくと、僕の場合は少しずつイヤイヤがマシになっていきました。
一気に子供の態度が激変した訳ではありませんでしたが、少しずつイヤイヤをマシにしていくことができたんです。

だからもし「この方法を既に試したことあるけど、全く効果なかったよ!」
という方がいらっしゃいましたら、ここは少し我慢と根気が必要です。

諦めずに試し続けてみて下さい。
数日かけて少しずつ効果が出てくると思います。

ちなみにこの方法は、もう一つ信憑性の高いエピソードがあります。
保育園に長女ちゃんの送り迎えをしている時のことです。

2~3歳ぐらいの男の子が保育士さんにおもちゃを投げつけたんですね。

その時の先生の叱り方が、
「あ、〇〇くん、そんなことされたら先生悲しいな~。危ないから優しく渡してね。」

これは…!

自分の試してた言い方と一緒やん…!と思いました。

幼児教育のプロである保育士さんも同じ叱り方してるんやから、自分のやり方も間違ってなかったんやな~とこの時、確信しましたね。

この言い方「理由付きの一次感情で叱る」オススメです。

家事の見える化

シングルファザーじゃない時でも、家事はやっていましたが、
シングルファザーになると、全ての家事を全部自分で管理しないといけませんよね。
これは地味に大変なことです。

特に慣れていないと、

  • 「あれ?夕方にやっておく家事はこれだけで良かったっけ?」
  • 「ご飯のスイッチ入れるの忘れてた〜!」
  • 「洗濯物取り込むの忘れてた〜!」

とか、僕の場合はこんなことがよく起こってしまいました。

こういうのは、リカバリーに時間がかかったりしますし、「あれ?何か忘れてる?」とか思って思い出してる間に手が止まってしまうのは、時間のロスになります。

そこで実施したことが家事の見える化です。

「どの家事を」「いつ」「どのように」やるかっていうのを、わかりやすいように見える化しました。

こうすることで、自分の一日の家事が見えるようになったので、ポカミスがまず減りましたし、頭の中が整理されるので、スムーズに効率よく家事を行えるようになりました。

ちなみにこの時に使用したツールはExcelなどの表計算ソフトじゃなくて、マインドマップを使いました。
これ使ってみるとわかるんですけど、めちゃくちゃ便利です。

Excelやスプレッドシートでも同じことはできるんですけど、マインドマップを使う方が、スピーディかつビジュアル的にできます。

僕はXmindというアプリをスマホにいれて使いました。

Xmindの操作画面

ちなみに家事の見える化以外にも、何か考え事をするときはこのアプリめちゃくちゃ捗ります。
僕はもうこれなしじゃ生きていけないぐらいになってます。笑

無料ですので、興味ある方はダウンロードしてみて下さい。
普通にアプリストアでXmindで検索すれば出てきます。

もちろん家事が得意な方はわざわざ文章で整理して見える化なんてしなくても、
上手く家事をこなせるでしょう。

しかし、

  • 家事が苦手な方
  • パートナーに家事を手伝って欲しいときの説明用に使いたい方

には、オススメです。

家事で困った方は、是非一度家事の見える化をやってみて下さい。
無料かつ簡単にできますし、効果もなかなか高いです。

シングルファザーの一日のスケジュール

7:30起床
7:30~9:00朝食準備、洗濯物干す、保育園準備など朝の家事
9:00長女ちゃん、保育園に登園
9:00~9:30帰宅し、朝の家事の続き、自宅でテレワーク開始準備
9:30テレワーク開始
16:30テレワーク終了
16:30~17:00お米炊く、洗濯物取り込むなど夕方の家事
17:00長女ちゃんを保育園に迎えに行く
17:00~18:15長女ちゃんと公園で遊ぶ
18:15~19:00夕食
19:00~19:30夕食片付け、お風呂の準備
19:30~20:30長女ちゃんと遊ぶ
20:30~21:30お風呂、就寝準備
21:30~22:00長女ちゃん就寝
22:00~23:00部屋の片付け、洗濯物畳むなど夜の家事
23:00~24:00明日の保育園の準備、家関連の用事
24:00~25:00自分の自由時間(ヒャッハー!\(^o^)/)
25:00~25:30自分も就寝
一日の大体のスケジュールはこんな感じ

大体こんな感じです。
あれ、意外と楽そうじゃね?って感じですよね。睡眠時間6時間あるし、自由時間1時間あるし。

ただしこれは敢えてこうしています。

というのも、保育園側にお願いすればもう1時間早く登園させてもらうことができます。
そうすれば、1時間早く仕事スタートできます。
9:30~16:30のテレワークだと通常の就業時間には足りないので、給料は満額出ません。

給料を優先させるなら、1時間早くスタートするべきなんですけど、
この時の僕はそうしませんでした。

というのも、しんどくて自分の体とか精神がもたないだろうなと思ったんですよね。
そう思って、敢えて1時間余裕のあるスケジュールに調整したということです。

しかもこれはノートラブル前提でのスケジュールです。長女ちゃんの機嫌次第で余裕で崩れます。

特に、シングルファザー生活序盤の方では、

  • 例えば長女ちゃんがイヤイヤ言い過ぎてお風呂開始が1時間半ぐらい遅れたり、
  • 保育園の準備に慣れずに、手間取り過ぎて夜中の2時ぐらいまでかかってしまったり

とか、普通にありました。

日々頑張って工夫して、少しずつ生活を良くしていった結果、こういうスケジュールに収まったということです。

保育園準備
翌日の保育園の準備、これから名札のアイロン付け(人生初挑戦×8)が必要( ;∀;)

最後に

以上が僕のシングルファザー体験でした。

想像以上に大変そうだったでしょうか?

それとも「な~んだ、大したことないやん」という感じだったでしょうか?

まぁもちろん今回の記事の内容よりもっと壮絶な生活をされてる方もおられるでしょうから、人によって感じ方も違うでしょうが、「大変そう」と感じた方の方が多いんじゃないかな?と思います。

また、最近(2021.5月)になって、双子ベビーの片方が入院する(!)という事件がありました。
その時は嫁ちゃんも付き添いで入院したので、
今度は3歳長女ちゃん&ベビー1人のシングルファザー体験記もあります。
もし、興味あればこちらも覗いてみて下さい。

これらの記事ですが、既にひとり親で頑張っている方には共感できる内容だったんじゃないかなと思います(^^)

また、ひとり親になったばかりで困っている方は、この記事が役に立てば嬉しいです(^^)

そして、奥さんが双子を妊娠したというお父さんは、「自分もこうなる可能性がある」ってことを意識してみて下さいね!

この記事を読んで得た知識で「辛いシングルファザー生活を乗り切れた」という方が一人でもいらっしゃれば、こんなに嬉しいことはありません(^^)

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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