こんにちは、双子入りの3姉妹を育てているとりつぃんです!
今日は双子を出産したら、お母さんにはどのような体調不良が起こるのかを説明します。
産後に起こる体調不良って、単体児と双子でも一緒なのかな?
ただでさえ、大変な双子育児
しかもお母さんの体調も単体児を出産したときよりも悪くなるのか気になりますよね?
うちの嫁ちゃんの体調不良の実例を紹介しつつ、うちの場合はどうやって解決していったかも紹介します。
一人目は単体児を出産して、二人目は双子を出産したので、
2種類の違いを経験済です♪
軽く自己紹介しておくと、僕は最近双子が産まれ、3姉妹(3歳の長女と2か月の次女三女)の父親になりました。
現在は育休をとり、嫁ちゃんとともに毎日双子の子育てに奮闘しています(^^)
僕は医療の専門家ではないので、あくまで僕の嫁ちゃんの実例紹介だとご理解下さい(^^)
うちの嫁ちゃんは一人産んだときと二人産んだときの違いを経験しています。
一人産んだときは、今回紹介する体調不良はほとんどなかったそうです。つまり一人産むときと二人産むときでは、身体への負担は全然違うということになります。
双子を妊娠中、あるいはそのご家族は、この記事を見てイメージを膨らませて頂けると嬉しいです。
また、これらの体調不良への最強の対策を紹介しておくと、それは”人に頼る”ということです。
その理由についても解説してますので、是非最後まで読んで頂けると嬉しいです。
- 双子を妊娠して今まさに不安を感じている方
- またはその旦那さん
- またはそのご家族の方
- 双子を出産したらお母さんにはどのような体調不良が起こるのか
- それらの体調不良の解決策
双子出産後ママの体調不良
うちの嫁ちゃんに起こった体調不良は次の6つです。
- 帝王切開の手術跡
- 股関節への影響
- 高血圧
- むくみ
- ホルモンの影響
- 便秘
1と2は特に双子出産との関連性が深いです。3~6は単体児を出産した場合でも全然起こると思いますが、うちの嫁ちゃんが単体児を出産した時は起こりませんでした。
つまり、双子出産したときは、
双子ならではの体調不良もあるし、
単体児でも起こりうる体調不良の発生確率も上がるということです。
また、これらへの最強の対策は”人に頼る”ことです。
ちなみに記事の最後におまけとして僕(パパ)に起こった体調不良も紹介します。
これらの体調不良も、単体児のときは起こりませんでした。
つまり、これらも双子育児の過酷さによって引き起こされた体調不良であると言えます。
それでは順番に解説していきます。
帝王切開の手術跡
帝王切開で出産した場合は、当然手術跡が残ります。
そしてその手術跡は消えるまでに時間がかかります。(しかも完全には消えないそうです)
ちなみにうちには3歳の長女ちゃんがいますので、「長女ちゃんの突進をお腹付近に受けた嫁ちゃんが悲鳴を上げる」という事故が一日一回ぐらいのペースで起こっていました…。笑
この手術跡ですが、昔はただ自分の自然治癒力に任せるだけだったようですが、
今では手術跡のケアテープのようなものがあります。
これを貼ることで、貼らない場合よりも綺麗に治るそうです。
下記のケアテープは、病院から教えてもらった銘柄ですので、これを使っておけば間違いがないと思います。
股関節への影響
出産後しばらくは嫁ちゃんは歩くのにも苦労しました。
色々な原因があると思いますが、うちの嫁ちゃんの場合は、「恥骨の緩み」と「長期入院による筋力の低下」が原因と言われました。
以前、別の記事でも書きましたが、出産直前は、歩くことも困難な状態になっていました。
そのときの状態の詳しい内容はこちらの記事で書いています。
出産後も、もちろん急に股関節が治る訳ではなく、徐々に治していく必要がありました。
具体的には太ももを動かす筋トレ(のようなもの)をして徐々に筋力を回復させていったというのがメインの方法です。
出産後の最初の頃は、「むくみ」+「手術跡の痛み」+「股関節の痛み」で歩くことが少し辛そうでしたが、産後数週間で痛みは無くなっていったようです。
むくみ
出産後はむくみを引き起こすことが多いそうです。
うちの嫁ちゃんの場合は、退院後最初の数週間はむくみがひどく、歩くだけで痛いという状態でした。
対策ですが、足湯がオススメと聞いていたので、足湯を実践していました。
(出産後しばらくは全身浴はできませんので)
楽天などで安い足湯器が買えますので、探してみて下さい。
下記リンクは一例です。
高血圧
出産後は、育児の疲労や睡眠不足、食生活の乱れなどが原因で高血圧になる方が多いそうです。
うちの嫁ちゃんもご多分に漏れず、高血圧で悩むことになりました。
これに関しては、病院側から「血圧計を買って、体調管理して」と言われているので、一日数回血圧を測る日々が続いています。
病院側から指定された数値を超えてしまった場合、すぐ病院に連絡するよう言われています。
高血圧の対策としては、
- 食事での塩分を控える
- 健康的な生活習慣(まぁ無理ですけどね、特に睡眠は(´Д`))
- マッサージ等
うちの嫁ちゃんの場合は、2週に1回程度の頻度で近所の整体に通っていました。
整体に行った日は相対的に血圧が低く、また産後の体のケアについても色々とアドバイスを頂いているので、自分でマッサージを行うよりもオススメです。
ただ、これには必然的にお父さんの協力が必要不可欠です。その間、お父さん一人で赤ちゃんを見ることになりますので。
ホルモンの影響
産後はホルモンバランスが崩れ、イライラしたり肌荒れしたりと人によって様々な影響があるようです。
うちの嫁ちゃんの場合は、長時間連続して寝られないという状態になりました。
そもそも産後しばらくは夜泣きでまともに寝れないのですが、仮に寝られる状況になったとしても、夜中に何度も起きてしまうそうです。
これの対策は…
…
ないですね。
ちーん。
ないと言えば語弊がありますが、産後2~3ヶ月で自然とホルモンバランスは整っていくようですので、時間が解決してくれます。
あとは、ホルモンバランスを改善する為には、健康的な生活習慣が必要らしいのですが、
いや、普通に考えて無理だろと(^^;
むしろ毎日バタバタで健康的からは程遠いわ!と言いたくなります。笑
強いて言うなら、少しでも休めるタイミングを見付けたら、積極的に休むということでしょうか。
日中、双子達が揃って寝ているスキを狙って、少しでも寝るのです!
ただやっぱりこれにはお父さんの協力が必要不可欠になります。
双子達が揃って寝ているスキというのは、家事や用事を済ませる絶好のチャンスですからね。
双子達が揃って寝ているスキに自分も寝てしまうと、じゃあいつ家事や用事すんねんっていう状態になってしまいます。
お父さんがいてくれると、非常に楽になります。
逆にお父さんがいてくれない場合は、用事を済ますことと自分が休むことのバランス感が大事になります。
便秘
産後は様々な原因で便秘になります。
うちの嫁ちゃんも絶賛便秘中です。
便秘の対策としては、休息や、健康的な生活習慣と言われています。
あれ?どこかで聞いたような?
そうです。
結局は先ほど説明したホルモンバランス改善と、対策は同じです。
よって、ここでもお父さんの協力が必要という訳ですね。
世のお父さん、ともに頑張りましょう!
対策まとめ
今までの対策をまとめると、
- 健康的な生活習慣
- 健康的な食生活
- 十分な休息
結局はこういうシンプルな方法が基本的かつ最も効果的と思います。
所詮はむくみとりの足湯だとかマッサージだとかは、付け焼刃的な対策にしかなりません。
(やらないよりはやるほうが良いとは思いますが)
また十分な休息というのは、現実的には難しいので、せめて健康的な食事と水分補給を多く摂るというのが、やりやすい方法だと思います。
自分で意識して改善できる生活習慣は意外と少ない!
(そもそも双子育児でいっぱいいっぱいなので…)
一番簡単にできて効果的だと感じたのは水分補給を十分にすることです♪
最強の対策は”人に頼る”こと
しかしですね…
十分な休息をとる為の最強の方法があります。
これがこの記事で最も伝えたい部分です。
それが”人を頼る”という方法です。
- まず、お父さんは可能な限り育児休暇をとりましょう。
- 育児休暇が難しいなら、在宅ワークを利用したり残業を失くして少しでも育児に割ける時間を増やしましょう。
- 近所に頼れる親戚がいれば、頼りましょう。
- お金があれば、産後ケア事業やベビーシッターのような有料サービスもバンバン使って良いと思います。
「赤ちゃんはやっぱり自分がメインで見てあげたい!」「私ならできる!」という方もいるかもしれませんが、
産後のお母さんが頑張りすぎて新たな病気を引き起こしてしまう事例というのもたくさんあるそうです。
いつも周りから頼られる頑張り屋のお母さんへ…
今こそアナタが周りに頼る時です!
普段から無駄遣いせず、節約を頑張るお母さんへ…
今こそ自分の為にお金を使う時です!
奥様が双子を妊娠したお父さんへ…
本当に真剣に育児休暇を取得すること検討してみませんか?
“奥様と育児負担を共有する”こと以外にも様々なメリットがありますよ!
うちの場合は、僕の育児休暇と産後ケア事業をフルに使っています。
それでもしんどいですけど。笑
おまけ~父親の体調への影響~
おまけです。
冒頭でも言いましたが、僕は現在育休中で、嫁ちゃんとともに双子育児を頑張っています。
嫁ちゃんの体調不良については説明しましたが、父親である自分にはどのような影響があるのか?
そこを説明します。
父親の体調不良の原因はほとんどが睡眠不足と疲労です。
めっっっちゃ疲れますし、睡眠が不規則になります。
それによって、引き起こされることなんて、本当に様々ですよね。
自分の実例を紹介します。
めっちゃ風邪ひく
定番ですね。
双子が家にやってきてから2か月の間に、既に2回風邪ひきました。
一回風邪ひいて、治ってから、もっかい風邪ひいたんです。
しかも休息がロクにとれないので長引く長引く。
1週間以上治りませんでした。
言うまでもなく、風邪ひいてしんどいと、ただでさえしんどい双子育児がより一層しんどくなります。
一度、熱が38度ある状態で、双子を交互に沐浴したときが、本当に地獄でしたね。
対策はただ一つ
ブログ書いてる暇あったら寝る!
以上!笑
めっちゃ鼻血出る
これは僕の身体的な特徴で、「疲れてる状態が続くと鼻血出やすい」っていうのがあるので、全ての人に当てはまる訳ではないですが、
要は、疲れてる状態で起こるその人特有の不調が引き起こされやすい状態になるということです。
僕の場合は鼻血だったということですが、厄介な持病を持ってる方は注意が必要です。
めっちゃ肩凝る
こちらもあるあるだと思います。
双子育児は肩凝る要素がてんこもりです。
- Wオムツ替え
- 無限ローテーション抱っこ
- エンドレス着替えさせ
(おしっこ漏れとミルク吐き戻しでしょっちゅう着替え必要) - ツイン沐浴、お風呂
- 長女ちゃんの”アタシとも遊べ攻撃”
(双子のオムツ替えてるとしょっちゅう肩に乗っかってくる) - 運動不足
僕はもともと仕事で疲れが溜まっていても、あまり肩凝りひどくなるタイプではなかったのですが、
今は人生で最も肩が凝っています。
やばいです。
対策として1つ気付いたことは、あまりマッサージ器に頼りすぎるのはよくないということです。
今のご時世、リーズナブルな価格で簡単にポータブルなマッサージ器が手に入りますが、使いすぎは禁物です。
いざ、使うとめちゃくちゃ気持ちよくてずっと使っていたくなるのですが、
僕の場合は調子に乗り過ぎて揉み返しで、より一層肩凝りが悪化しました。
地味ですが、ストレッチや肩回りの体操が最も効果的だと思います。
めっちゃあかぎれする
新生児は3時間に1回授乳する必要があります。
つまり、3時間に1回、哺乳瓶を洗う必要があるんです。
これって、手荒れしやすい人には結構深刻な問題です。
しかもうちの双子ちゃんは11月生まれなので、乾燥シーズンがまさに到来するタイミングでした。
赤ちゃんが一人だと「哺乳瓶を2本用意しておいて2回授乳してから2本一気に洗う」という方法をとれば、洗い物は6時間に一回で済みます。
しかし、双子でこの方法を使おうと思うと哺乳瓶を4本用意する必要があります。
ちょっと邪魔ですよね(^^;
4本用意するのが嫌だったので、僕は普通に3時間に1回洗い物をしていました。
おかげで僕の両手はあかぎれMK5(マジで切れる5秒前)でした。
対策は…
手袋をつけて洗う!ハンドクリームを塗る!
はい、普通です。笑
最後に
以上が僕達夫婦の経験談でした。
双子出産後の身体への体調不良について少しでもイメージ出来たなら嬉しいです。
特に「人に頼る」ことは本当に重要です!
これを読んでいる方がまだ妊娠発覚直後なら、今の内から準備しておきましょう!
- 育児休暇を取れるかパパの会社に相談
- 頼れる親戚や知り合いがいないか検討
- 産後ケア事業への連絡
最後まで読んで頂きありがとうございました!
コメント